こんにちは!今回はレンジフードを替えたい人のためになるブログ記事を書いてみました!自分で取り替えるか、プロに任せるかもこれを見れば決められるはず!
- 30代半ばで接客業から設備屋さんへ
- 屋内の水回り工事から給湯器取り付け、電気工事、軽い大工仕事も
- 第2種電気工事士
- のりのり
レンジフードの種類と選び方
レンジフードとは、キッチンのコンロ上に設置される換気扇のことです。レンジフードには、主にプロペラファンタイプとシロッコファンタイプの2種類があります。
プロペラファンタイプは、壁に空いた換気口に直接換気扇を取り付けるタイプ。
シロッコファンタイプは排気ダクトを通して外へ排気するタイプで、専門的な知識や工事が必要です。
レンジフードを選ぶときには、以下の点に注意しましょう!
- レンジフードのサイズは、コンロの幅と奥行きより大きいものを選ぶこと。火災予防条例で定められています。
- レンジフードの設置高さは、コンロから80cm以上離すこと。これも火災予防条例で定められています。
- レンジフードのデザインや色は、キッチンの雰囲気に合わせて選ぶこと。白やステンレスなどの無難な色がおすすめです。
レンジフードを新しくするメリット
レンジフード交換はメリットだらけ。
- キッチンの見た目がきれいになる
古くて汚れたレンジフードよりも、新しくて清潔なレンジフードの方が、キッチンの印象を良くします。そしてやはりご自身でお料理している時は、気分が大いに変わりますよ!
- 換気効果が高まる
レンジフードの性能が向上すると、油煙や臭いを効果的に吸い取ってくれます。キッチンの空気が清潔に!
- 火災リスクが低減する
レンジフードの汚れは、火災の原因になります。レンジフードを交換すると、汚れが少なくなり、火災のリスクが低減します。
DIYでもできるけど… やっぱりプロに任せるべき!
簡単そうだから、自分で出来そうじゃん!って方は以下を見てから判断してみてください。もちろん自分で出来ますが、一つでも不安要素があるならば、業者さんに任せてください。
- 電気工事の知識が必要な場合がある。レンジフードの電源がコンセントではなく、直結タイプの場合は、電気工事の知識が必要です。自信がない場合は、有資格者に依頼しましょう。
- レンジフードのサイズや形状によっては、取り付けが難しい場合がある。レンジフードのサイズや形状が、旧レンジフードと異なる場合は、取り付けが難しい場合があります。壁や天井の補強や加工が必要になることもあります。事前に測っておきましょう。
- レンジフードの交換を自分でやろうとしたら時間と労力がかかる!レンジフードの交換は、旧レンジフードの取り外しや新レンジフードの取り付けなど、多くの作業が必要です。大きさによっては一人ではできないことも!
どうですか、商品選択から取り付けまで中々面倒でしょう?
壁がボードの家で、柱やベニヤ下地などを無視して知らずに付けるとレンジフードがボロッと落ちて来てしまいます。マンションなんかはコンクリ壁の事も多いのでそれなりの工具が必要になるでしょう。
なのでやはりお金が掛かってもプロに任せるのが1番!
そして前述したレンジフードとコンロの高さが80センチないといけないよー、という決まり。もし、キッチンで火災があって少なからず被害が及んだ場合、80センチ以下ですと責任の所在が問われることでしょう。それが自分でレンジフードを取り付けたなら自己責任。業者が取り付けたならそちらのせいになる訳で…
もしもの時の場合に責任を取ってもらうためにも任せた方がいいのでは、と私は思うのです。
10年前のレンジフードと現在のレンジフードの違いは?
ここ10年ほどでレンジフードの機能や形は大きく変わりました!ここで是非チェックしてみてください。
- ファンの種類 10年前のレンジフードは、プロペラファンという羽根がむき出しになったタイプが多かったです。現在のレンジフードは、シロッコファンという円筒状のタイプが主流。シロッコファンの方が、換気量が多く、排気性が高く、音が静かです。
- フードの形状 従来のレンジフードは、ブーツ型やフラット型というフードが大きくて奥行きのあるタイプが多かったです。現在のレンジフードは、スリム型というフードが薄くてスッキリしたタイプが人気!スリム型の方が、デザイン性が高く、お手入れが簡単です。
- フィルターの有無 かつてのレンジフードは、フィルターが必要なタイプがほとんどでした。フィルターは、油やほこりを吸着する役割がありますが、定期的に掃除や交換が必要です。現在のレンジフードは、フィルターの掃除が不要なノンフィルタータイプがあります。ノンフィルタータイプは、油が遠心力で飛ばされてオイルトレーに溜まります。手入れとしては基本的にオイルトレーを洗えばいいだけです。
- 連動機能の有無 今までのレンジフードは、コンロの点火や消火に連動して電源がON・OFFする機能が少なかったです。現在のレンジフードは、この連動機能が搭載されているものが多くなっています。連動機能は、つけ忘れや消し忘れの心配がなく、省エネにつながります。
以上が、10年前のレンジフードと現在のレンジフードの違いになります。レンジフードは、キッチンの快適さや安全性に大きく影響する設備です。
レンジフードの推奨使用年数は約10年から15年の間と言われています。もしレンジフードの換気量が低下したり、運転音が大きくなったり、振動が激しくなったりしたら交換のサインかもしれません。
レンジフードの交換を検討する際は、ご自宅のキッチンの型やコンロの幅などに合わせて、最適なレンジフードを選ぶことが大切です。
また、プロペラファン式でもシロッコファン式に替えられます。取り替えキットがあるのでプロに頼めば、作業時間は半日かからないくらいで終わりますよ!
レンジフードを替えるなら同時にビルトインコンロも交換した方がお得かも⁈
先に述べたように、現在のレンジフードはビルトインコンロに連動して自動でオンオフがつくモノが多いです。大体、この二つの機具は寿命が同じくらいなので、実際どちらかを交換するときに一緒に交換される方が多いのです!で、同時交換すると高確率で工事費が割引されます!
もちろん業者さんに依頼するという前提がありきの話です。レンジフード、ビルコンは電気、ガス、設備の三拍子がそろっている作業内容なので、プロに任せるのがいいでしょうね。
リフォーム系のサイトで複数の業者の見積もりを一括で比較しながら決めるのがオススメです^_^